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診療案内

耳垢がでる

犬で非常に多く、感染症により黒い耳垢が溜まっているせいで痒みを引き起こすことが多いです。

考えられる病気

外耳炎

一般的に、耳の中の細菌やカビの仲間(マラセチア)が異常に増えて強い痒みを引き起こします。
ひどい場合には炎症により皮膚が赤みを帯びたり、皮膚が分厚くなり(肥厚し)耳の穴が狭くなり塞がったりします。
菌がじめじめした場所を好むため耳が垂れている犬種(スパニエル、レトリバー)や夏の時期に多いとされています。
症状として痒みを伴うため後ろ足で耳を掻いたり耳を傾ける動作が認められます。

外耳炎の検査・治療内容

顕微鏡により感染の確認を行い内科的治療薬(内服薬)と外用療法(点耳薬、耳道洗浄液)により治療します。
※重度の場合は病院に通院してもらい耳のお掃除が必要になります。
内科的治療薬で治せないような外耳炎の場合は耳の穴が塞がってしまっているため治療に手術が必要となることもあります。

ミミヒゼンダニ症

ダニが寄生するために多量の黒い耳垢が出てきます。若い仔犬と仔猫でよく認められ非常に強い痒みが出ます。
同居する犬猫に移ることがあるので注意が必要です。

ミミヒゼンダニ症の検査・治療内容

黒い耳垢の中に白い小さな点がダニでよく見ると見つけることができます。
顕微鏡で写真のような動くダニやダニの卵を探します。
ダニをいなくするための点耳薬を使用し週2回の約4週間の耳掃除で治ります。

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